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2016.12.14 Wednesday

プーチンさんとイザナギ考

まもなくプーチンさんが訪日されるということで、夕方の情報番組でプーチンさん特集を見ました。
たいへんなスポーツマンで、還暦を回っておられますが、実はかなりマッチョ。
(当然ですが)ものすごく頭が切れて、しかし、情に篤い人だという感じがしました。まあ、番組の作り方によって印象は左右されるでしょうけど。(-_-)

プーチンさんは柔道を幼い頃からなさっているようで、その縁であの山下さんとも交流を持たれているそうです。山下さんがおっしゃっていたことは、

明晰で懐の深い人で、冷徹なところもあるが、奥底に熱い思いが感じられる。
ただ彼は、ロシアの国益を第一に考える一国のリーダーであって、日本のために物事を考えているわけではないので、「日本のことも考えてくれるだろう」という甘い見方ではガッカリするだろう…

というような内容でした。まさに と感じました。
そして、このカードを思って、なぜか込み上げてくるものがありました。

このカードにある厳父性とでも言うべき強さと情の深さ。
大きな情を抱きつつも、しかしその中にどれほどの涙を呑みこんだことだろうと。
「お手柔らかに」なんて甘い泣き言は、一瞬足りとも洩らせなかっただろう…そんなことが思い浮かんで、ぐっときました。
あのような大国において、リーダーを務めるというのは、私などでは想像もつかないことです。

 

彼は第一義のためにつまり国益のために、多くを犠牲にしてきたことでしょう。その下には数え切れないくらいの個人的な涙もあったことだろうとは思います。しかし、もはや第一義と彼は一体であると言えるくらい、イザナギそのものであるとも言えそうな気がします。第一義こそが、本心、本懐だと信じ込めるくらいに。

 

あ、ロシアの方にイザナギというのは違和感があるかもしれませんので、スラヴ神話から。

スラヴ神話には、軍神『ペルーン』という神がいまして、スラヴ神話の主神、もっとも有名な神様です。
あまり画像が残っていないのですが、私の記憶ではペルーン像もだいたい剣が描かれていたと思います。

 

軍神ペルーン

剣は一本の大きな筋であり軸。信念を表しています。
善悪の善というより、彼が善と「信じたもの」を表しています。
「筋の通らない」ことを嫌がることも特徴です。
しかし、その頑固さ、鉄の意志で涙を呑み込み、切り開く強さ。それにより現実化されます。それがイザナギ性です。

まあ、むろん、この方も、イザナギ性で対処しておられますが。

どうしてもスケールが違います。これはどうしようもないこと。
大国と島国の違いとでも言えましょう。
島国では、このほどほど感も大事です。笑
あまりに強大で有無を言わせぬリーダーというのは、大国をまとめる人物には不可欠な素質と言えるかもしれませんが、この小さな国では危険なものがある気がします。

そんな折に、我が家の親分が新しく購入したシャツに、このようなものが付いていました。たぶん、シワが寄らないためかと思われますが、なんだか剣っぽい。

男性の白いシャツの背筋の部分に剣型。いかにも戦うビジネスマンぽくてカッコいいシンボルを見た気がしましたわ。笑

また、剣についてもどこかで書きたいと思います。